今年の初めに、私は後期の代表例である1743年製のガルネリ・デル・ジェスと共に、5日間過ごすという、まれな機会が与えられました。 このように、非常にすばらしい楽器と相当量の時間をも持つことは、近頃ますます、まれになっているので、この旅は、ヨーロッパへ行くだけの価値がある、素晴らしい機会であったと思います。
私は、機械の測定値、写真、トレーシングと言った基本的な情報ばかりでなく、楽器の振動的な特徴のフルモデルでの分析情報や、バイオリンの放射音の完全な分析情報なども得ることができましたまた。 また、他の一組のデータと結びつけたり、ラテックス鋳造物や完全なCTスキャンも出来ました。 |
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| 写真は、私がハープシコードの上で組み立てた装置の一部です。 ガルネリは、向かって右側にあるノートブックのスペクトル分析ソフトウェアで分析される間、装置で固定されています。 これによって、いろいろな距離で聞いた場合の音の特質を、360度全方向において、調べることが出来ます。 |
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バイオリンのうちの3つは、古いものでした。 ストラディバリウスが2つ、ガルネリが1つと私のが1つ。 この写真の中で、私はニスの仕上げをしていますが、この日のほとんどは、アンティークの楽器の音の調整に、時間を費やしました。 |
この点で、個々の部品が他の楽器の上でなされて、この楽器は、(私の知る限りではこれらの構成要素の全てが、1つの楽器のためのものと言うわけではありませんが、)世界で最も包括的に研究された楽器であるといえるでしょう。 そして、非常に素晴らしい楽器が、どうして非常に素晴らしく出来ているかという理由を、より深く理解することが出来る素晴らしい機会となりました。
フランスから帰る途中、私はアムステルダムに立ち寄りました。 そして、私が何年も前から研究し続けている(詳細はこちら)、木材密度の研究の第二段階として、私の研究パートナー、ベレント・ストエル放射線医師(Berend Stoel Ph.D. )と、オランダ人弦楽器職人ロナルド・デ・ジョン氏(Ronald de Jongh)の協力を得て、さらに、17丁の楽器をCTスキャンする事が出来ました。 彼らの力を得て、我々の研究は、非常に面白いものとなっていくでしょう。 |
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もっとも、全5日間、ガルネリを研究しましたが、私のワークスペースからのすばらしいフランスの田舎の風景も見逃す事は出来ませんでした。 |
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アムステルダムでは、研究のために申し出られたバイオリンを車で引き取りに行き、後ほど、お返しするという仕事がありましたが、この仕事のおかげで、ライデン大学医学センターの中ばかりでなく、オランダのほかの地域も見ることができました! |
たくさんの音楽家が、CTスキャンをした病院に彼らの楽器を持ってきてくれたので、そこで、私は、何人かのオランダ人音楽家に会う事が出来ました。 バロック流の演奏は、オランダでは非常に一般的ですし、スキャンをする際に、ガット弦の方が、金属製の弦よりも画質のじゃまになりにくいという利点もあります。 |
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写真の左が、共著者ベレント・ストエル医師(Berend Stoel Ph.D. )、右が、今回の木材密度研究に貢献している、アムステルダム在住のロナルド・デ・ジョン氏(Ronald de Jongh)です。 |
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これは、バイオリンがスキャンされているところです。 バイオリンはフォームパッドの上に置かれて、スキャナと同じ向きに並べられます。 スキャンは、わずか15秒ほどしか、かかりません。 この時点で、楽器はケースの中に戻されます。 データが分析され、表示されるまでには、多少時間がかかってしまいますが、楽器が、露出されている時間は、ほんのわずかです。 |
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スキャナーされる楽器の拡大写真。 |
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実際には、スキャナーがある隣の部屋で、仕事は全て行われます。 写真上では、見ることが出来ませんが、1つのパソコンのモニターには、データ情報が、そしてもう一つのモニターには、ビデオで、スキャナーの中をバイオリンが通っているところが表示されています。 |
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